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遺跡・文化財関係

鏡型石製品など出土 田原本町

田原本町の十六面(じゅうろくせん)・薬王寺遺跡で、勾玉や管玉の材料となる古墳時代前期(4世紀)の緑色凝灰岩(ぎょうかいがん)(グリーンタフ)や碧玉(へきぎょく)の破片などが多数出土したことを、町教委が2013年9月12日に発表しました。また、同遺跡の水路跡とみられる溝の遺構からは、鏡の形をした石製品や小型の鏡、勾玉が見つかり、町教委では「水に関わる祭りが行われていた可能性がある」とみています。
水田に水を引いたと考えられる遺構も検出され、出土した土器の年代から、この溝は古墳時代中期から後期にかけて利用された耕作関連の水路だったとみられています。
現地説明会は14日に開催されました。
問合先: 町教委文化財保存課 TEL: 0744-32-4404
奈良新聞 2013.9.13
MSN産経ニュース 2013.9.13