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平城京歴史館の新映像制作

平城京歴史館(奈良市)では平城宮跡の魅力アップをめざし、館内VRシアターで上映される新映像を制作し4月より上映を開始しました。新しい映像は約14分間のアニメ「平城京 安らけし都」で、後に孝謙天皇となる阿倍内親王が主人公になります。
天災や地方の反乱などが頻発する中で、父の聖武天皇が鎮護国家政策として大仏の造像を思い立ち、大仏の開眼法要に至るまでをドラマチックに描いたものです。
【筆者注】
平城宮跡では建物の復原整備事業の計画が進行中と聞きますが、それには巨額の費用が掛かる(大極殿だけで180億円ともききます)上、特定の一時期の状態しか再現できません。
映像技術を利用した再現は実際に建物を作るより少ない費用で様々な時代の状況を再現することが出来る上、不確実な部分については、調査や研究が進み新たな発見がある度に更新を加えることが容易で柔軟性があります。
また、ストーリーの構成を工夫することでドラマ性を持たせたり、背景にあった時代の情勢などの情報まで伝えることも出来るので、単なる再現建物を見せるより多くの感動と知識を観覧者に与えることが出来ます
建物の再現にこだわらず、最新技術を活用したバーチャルな展示の充実も望むところです。
Yahoo! news [産経新聞 2013年3月27日配信]
2013年4月12日 奈良新聞
観覧料: 一般500円
問合先: 平城京歴史館 TEL: 0742-35-8201