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遺跡・文化財関係

少年も大仏造立参加か、木簡出土

東大寺旧境内(奈良市雑司町)で、奈良市埋蔵文化財センターの調査により、少年が土木工事に従事したことを示すとみられる奈良時代の木簡が見つかりました。
大仏造立に関わるものである可能性が高く、仏縁で集まった人々が支えた大事業の一端を示す資料とみられます。
木簡には「方少丁合肆拾人之中」の文字があり、少丁(しょうてい)と呼ばれる17歳から20歳の少年が工事に参加したことを記した物と考えられています。

奈良新聞12/06