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遺跡・文化財関係

天理市内で中ツ道の遺構が見つかる

県立橿原考古学研究所は24日、天理市内の発掘現場で古代の幹線道路「中ツ道」の東側溝が見つかったことを発表し、地元を対象とした現地説明会を実施しました。
「中ツ道」については、藤原京内でその側溝の跡と指摘されている遺構が見つかっていますが、京外での発見は初めてで、道の姿を知る上で貴重な成果と言えます。
奈良新聞6/25
【筆者注】
奈良盆地に古代存在した「大和古道」と呼ばれる道のうち、平城京跡付近と藤原京跡付近を南北に結ぶ上ツ道、中ツ道、下ツ道の3本は、ほぼ等間隔で正確に南北を指して平行に走っていたと考えられています。従来の遺跡調査でも断片的にこれらの古道の痕跡が見つかっていましたが、藤原京と平城京の中間部に位置する場所での新たな中ツ道の痕跡の発見は、まだ不明な点が多い古道の正確な位置、道が作られた時期や目的などについて、新たな知見を与えてくれることが期待できます。