カテゴリー
遺跡・文化財関係

国宝鑑真和上坐像 三次元計測画像完成

唐招提寺(奈良市)は5/31に、国宝「鑑真和上坐像」の三次元画像が完成したと発表しました。測定は3年前の平成21(2009)年7月に行われたもので、奈良新聞サイト掲載の撮影風景から凸版印刷が開発したステレオカメラによる方法が用いられたと思われます。日経新聞によると形状情報の他に分光放射計を用いた色彩情報も収集され、坐像の形状と色を後世に確実に伝えることが可能となりました。
凸版印刷では他の文化財についても3次元画像情報の収集を行っており、文化財の保存修復に役立てるほか、ヴァーチャルリアリティ(VR)映像を制作し博物館などで上映を行っています。
ステレオカメラによる方法は、従来のレーザスキャナ式の三次元計測と比べて、非測定物の周囲に空間が少ない場所でも使用可能であるなどの特徴を有しています。
奈良新聞6/1
日経新聞6/1
参考:ステレオカメラによる三次元計測システムを開発(凸版印刷)