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遺跡・文化財関係

県立畝傍高校校舎が登録有形文化財に

橿原市の県立畝傍高校校舎を国の登録有形文化財に指定するよう、国の文化審議会が20日、文部科学相に答申した。校舎は1933年に完成した鉄筋コンクリート3階建てで、屋根には仏塔にあるような相輪が載る。
あわせて、奈良国立博物館に寄託されている坐像2点を新たに重文に指定することも答申された。
朝日新聞(奈良)4/21
【筆者注】
近代化遺産の文化財登録は近年各地で行われています。登録有形文化財に指定されると、修理の際の設計監理費用に国の補助がうけられるとのことです。日常の維持管理にかかる費用は所有者の負担ですがから、文化財に指定された建物の所有者の負担は軽くありませんが、貴重な建物が実際に使われながらいつまでも保存されることの意義は大きい物があります。