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遺跡・文化財関係

春日山原始林 再生計画策定へ~県知事が議会答弁

国の名勝・特別天然記念物に指定され、世界遺産に登録されている春日山原始林は鹿による食害などの影響もあって、ナンキンハゼなど外来種の攻勢にさらされその生態系に変化が生じている。このままでは古来からの広葉樹の原始林としての価値が損なわれることが危惧される。
この事について県議会一般質問にに対する答弁で、荒井正吾知事は平成24年度に「仮称・春日山原始林再生計画」を策定するとした。有識者による委員会を発足させ、短期的対策と中長期的な取り組みをくみあせて対応していく予定とのこと。
奈良新聞3/9