東大寺(奈良市)は2014年12月16日、来年3月に行われる修二会(お水取り)に参籠する僧侶、練行衆(れんぎょうしゅう)の11名を発表しました。
本年と同様、戒を授ける和上を狹川普文師、法要を統括する大導師は橋村公英師が努め、今年初めて参加する「新入」は北河原公慈師です。
3月1日からの本行に備え、2月20日より「別火」とよばれる前行が行われます。「新入」の僧は他の練行衆より早く15日から別火に入ります。
奈良新聞 2014/12/17
カテゴリー: 寺社
元興寺(奈良市)所蔵、「紙製地蔵菩薩立像」(江戸時代)の内部に、小型の地蔵菩薩像が17体納められていたことが判明し、2014年8月19日元興寺文化財研究所が発表しました。
地蔵菩薩立像は紙を貼り重ねた張り子状のもので、修復のためX線撮影したところ、内部に木製地蔵菩薩像17体などが納められていることが確認されました。
壊れやすい紙製の仏像は全国で十数例しか残っていないとのことです。
この像は2014年8月23~24日、元興寺で開かれる地蔵会の際に初めて公開されます。
読売新聞(大阪) 2014/8/20
氷室神社(奈良市)では2014年8月8日(金)、9日(土)の2日間、「しらゆき祭」を開催します。時間は両日とも16時から21時です。
氷と縁が深く、日頃から製氷関係業者やその業界団体などの奉納が行われている同神社に、地元奈良だけでなく東京、名古屋、神戸からもかき氷の名店が境内で出店します。
燈火会の会期中ですのでそちらと合わせてお越しください。
しらゆき祭公式
松尾寺(大和郡山市)では放馬図・舎人親王像を期間限定で特別公開(要拝観料)しています。
7/25(金)まで、毎日9時~16時。
拝観料: 境内拝観無料、当別公開 1名300円
問合先: 松尾寺 TEL: 0743-53-5023
大和路アーカイブ – 放馬図・舎人親王像一般公開
JR西日本は「歴史を知ると散策が楽しくなる」をテーマにした観光キャンペーン「ちょこっと関西歴史たび 世界遺産春日大社」を2014年7月1日から開催しています。
奈良市観光協会などが主催する夏の奈良への観光誘致イベント「なつの奈良旅キャンペーン」も同時に開催されています。
9月末までの期間中、春日大社(奈良市)宝物殿で十二単や束帯の特別公開などの特別企画を行います。主催者によると「春日大社で普段では味わえないものを多くの方に楽しんでもらいたい」とのことです。
MSN産経ニュース 2014.7.2
法隆寺-祈りとかたち 東京展は下記により開催されます。
会場: 東京藝術大学大学美術館[東京・上野公園]
会期: 2014年4月26日(土)~6月22日(日)
観覧料: 一般1500円
休館日: 月曜日(4月28日、5月5日は開館)、5月7日(水)
斑鳩の地に飛鳥時代から続く法隆寺は、聖徳太子の教えを今に伝える祈りの場であり、太子の教えとともに守られてきた多数の美術工芸品は、日本屈指の質と規模を誇ります。
このたび、東日本大震災からの復興を祈念するとともに、新潟県中越地震復興10年という節目の年に、法隆寺の寺宝の数々を公開する展覧会を開催いたします。
また、フェノロサや岡倉天心による明治期の調査を発端として、法隆寺所蔵の文化財保護と継承に携わってきた 東京美術学校(現・東京藝術大学)の活動などについても紹介します。
(公式サイトより抜粋)
展覧会公式
問合先: 03-5777-8600(ハローダイヤル)
仙台展は4/13まで開催中、新潟展7/5~8/17開催予定
東大寺(奈良市)では下記により「聖武天皇・光明皇后 御影 並びに 東大寺本坊襖絵 一般公開」を行います。
期日: 2014年4月11日~2014年4月13日
時間: 各日10時~17時(入場は閉門30分前まで)
場所: 東大寺本坊
公開内容
東大寺本坊大広間
聖武天皇・光明皇后御影(2006年 小泉淳作画)
襖絵40面(2010年 小泉淳作画)
銀大香炉(大正天皇ご下賜)
東大寺本坊内天皇殿
聖武天皇坐像(江戸時代)
菩提僊那僧正坐像(2002年)
青龍香炉(せいりゅうこうろ、1980年 帖佐美行作)
白鳳凰華瓶(はくほうおうけびょう、1980年 帖佐美行作)
輿(1914年(大正3))
東大寺本坊校倉(奈良時代・国宝)外構
拝観料: 一般1000円
問合先: 華厳宗大本山東大寺本坊 TEL: 0742-22-5511
大和路アーカイブ – 東大寺本坊公開