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観光・イベント情報

春日大社萬葉植物園・子どもの日雅楽会

奈良市の春日大社では5月5日子どもの日に、萬葉植物園中央の池に設置された浮舞台で、奈良時代より同社に伝承されている「管絃」「舞楽」の奉納が行われます。
植物園の入園者は池の畔より上演される雅楽を鑑賞する事が出来ます。
春日大社公式・萬葉植物園
【筆者注】
この時期、春日大社はさつきや藤が見頃となっていると思われます。万葉集にも登場する植物に思いをはせながら、千数百年伝えられている日本の伝統芸能を味わっては如何でしょうか。

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観光・イベント情報

薬師寺 玄奘三蔵会大祭5/5・最勝会5/4

薬師寺(奈良市西ノ京)で5月4日夕方18時より最勝会法要が行われます。
かつて鎮護国家仏教の時代、勅使の参向を受けて行なわれた重要な仏教儀式を再現したものです。
薬師寺公式・最勝会
同寺では毎月5日に玄奘三蔵会・写経会を行っております。
毎年5月の玄奘三蔵会は玄奘三蔵を顕彰する「大祭」として執り行われ、伎楽の上演などが行われます。日没後は玄奘三蔵院伽藍一面に設置された灯篭に火が灯され万燈供養が行なわれています。
薬師寺公式・玄奘三蔵会大祭

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観光・イベント情報

久米レンゾ5/3

橿原市の久米寺で春の農繁期前の祭典である「久米会式」(通称「久米レンゾ」)が開催されます。
奈良盆地の農村地域では、春の一日を農休みの日と決め、村で楽しむ風習があり、これを「レンゾ」と呼んでいました。
当日は、大般若経の典読があり、檀信徒・仙人講・詠歌隊・僧侶、住職、稚児行列が行われ、続いて薬師如来像を先頭に二十五菩薩が介添え人に導かれ、この会式のために境内に作られた長い橋を練り渡り、金堂に赴きます。
橿原市公式より

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観光・イベント情報

長谷寺の牡丹が咲き始めました

桜井市初瀬にある長谷寺の境内で牡丹が咲き始めたとの事です。(4/26、同寺公式サイト)
当ブログで既報の通り、4/26~5/6の間、長谷寺~室生寺間に直通臨時バスが運行されます。地理的には比較的近く、それぞれ特徴が有り人気のあるお寺ですが、普段は公共交通で行き来するのは不便なので、この機会を利用して両寺を拝観されるのも良いかと思います。
奈良交通公式

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地域情報

イオンモール橿原の北側に「十津川の森 木灯館」開館

「十津川の森 木灯館(ことぼしかん)」が橿原市のイオンモール橿原北側にオープンした。すべて十津川村産の木材で建てた省エネ型モデル住宅で、造住宅の良さとともに、村の林業や森林など環境を守る活動の情報発信の拠点となる。環境や森林に関係したイベントや講演会などを開く予定。
朝日新聞(4/24)

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観光・イベント情報

奈良市でパーク&サイクルライド実施

奈良市では、市内の交通渋滞対策として春の観光シーズンとなる4月7日から5月27日までの土、日曜や祝日の19日間、市役所駐車場を開放し、無料の貸し自転車を用意している。(雨天中止)
ゴールデンウイーク中の4月28~30日、5月3~6日の7日間は、JR奈良駅前西口駐輪場と、ならまちセンター駐車場の2カ所で自転車を乗り捨てできる実証実験も行う。
奈良新聞(4/23)

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遺跡・文化財関係

国宝・赤糸威大鎧(春日大社)修理を終え公開

奈良市・春日大社の赤糸威大鎧(あかいとおどしおおよろい)「梅鶯飾」(国宝、鎌倉時代)は、専門職人による約10ヶ月にわたる修理を終え、「日本一優美な鎧」ともいわれる美しさがよみがえった。
もう1体の赤糸威大鎧(竹虎雀飾)とともに、春日大社宝物殿(観覧有料)で7/31まで公開されている。

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遺跡・文化財関係

貴族の邸宅か下級役人の住まいか

平城京跡の平城宮から近い場所で見つかった住居とみられる建物遺構の解釈を巡って、橿原考古学研究所と奈良市埋蔵文化財調査センターで異なった解釈がされている。橿考研は「下級役人の住まい」と発表したが、市埋文センターは近接する区画の調査結果から、ある程度まとまった区画を利用したもので「高級住宅地の一角で、下級役人が住むとは考えにくい」という解釈。
詳しいことは今後の調査を待たねばならないが、このような調査を通じて、平城京の宅地利用をめぐる研究が深まることが期待される。

奈良新聞4/23

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遺跡・文化財関係

県立畝傍高校校舎が登録有形文化財に

橿原市の県立畝傍高校校舎を国の登録有形文化財に指定するよう、国の文化審議会が20日、文部科学相に答申した。校舎は1933年に完成した鉄筋コンクリート3階建てで、屋根には仏塔にあるような相輪が載る。
あわせて、奈良国立博物館に寄託されている坐像2点を新たに重文に指定することも答申された。
朝日新聞(奈良)4/21
【筆者注】
近代化遺産の文化財登録は近年各地で行われています。登録有形文化財に指定されると、修理の際の設計監理費用に国の補助がうけられるとのことです。日常の維持管理にかかる費用は所有者の負担ですがから、文化財に指定された建物の所有者の負担は軽くありませんが、貴重な建物が実際に使われながらいつまでも保存されることの意義は大きい物があります。

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観光・イベント情報

4/22 古事記撰上1300年奉祝祭 大和郡山・売太神社

22日(日)に稗田阿礼を祭る、売太神社(大和郡山市)で、古事記撰上1300年奉祝祭が開催されます。雨天の場合は30日(月・振休)に延期。
古代衣装の「お渡り」や阿礼を称える「稗田の舞」の奉納などが行われます。
テノール歌手の鈴木哲也さんによる「古事記音舞台」や古事記の序文音読、女優やすきひろこさんの一人劇「阿礼の背中」なども行われます。
奈良新聞4/20
【筆者注】
奈良県は「記紀・万葉プロジェクト基本構想」を策定するなどして「古事記編纂1300年」を観光資源と位置づけ、地域活性化に活用しようという姿勢を示しているようです。残念ながら、関東地方にいる限りその様な活動が目に付く形で見えてきません。平城京遷都1300年の時ほど大がかりなことは出来ないにしても、もう少し露出度を高めても良いと思います。
奈良周辺以外に住んでいる者で、筆者の様に地域情報を積極的に発掘している者はそう多くはないと思われますので、より積極的に全国メディアを通した情報発信を実行して欲しいものです。