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2015年東大寺修二会 練行衆発表

東大寺(奈良市)は2014年12月16日、来年3月に行われる修二会(お水取り)に参籠する僧侶、練行衆(れんぎょうしゅう)の11名を発表しました。
本年と同様、戒を授ける和上を狹川普文師、法要を統括する大導師は橋村公英師が努め、今年初めて参加する「新入」は北河原公慈師です。
3月1日からの本行に備え、2月20日より「別火」とよばれる前行が行われます。「新入」の僧は他の練行衆より早く15日から別火に入ります。
奈良新聞 2014/12/17

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お水取り花ごしらえ

2014年2月24日 奈良新聞
2014年3月1日より東大寺二月堂で行われる修二会(お水取り)に備え、参籠する練行衆らは「別火」と呼ばれる俗世界と離れた合宿生活を行い心身を清めながら法会で使用する様々な道具の準備を行います。
2月23日には法会中の堂内を飾るツバキの造花を準備する「花ごしらえ」が行われました。
造花は木の芯に黄色の紙のしべを巻き、紅白の紙の花びら5枚を貼り付け制作。別火坊の座敷に敷かれたゴザの上で、車座になった練行衆らが慣れた手つきで400個作りました。
完成した色鮮やかな造花はおけの中にぎっしりと詰められ、まるで本当に花が咲いたようです。27日に本物のツバキの枝に取り付けわれて、二月堂に運ばれます。
このほか、南天の実を使った飾りや堂内の明かりとなる灯明の灯心を作る作業も行われています。

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東大寺修二会 大導師が試別火入り

東大寺(奈良市)二月堂の修二会(お水取り)は毎年3月1日から半月にわたり行われます。それに先立ち、2014年2月15日に、修二会で大導師を勤める橋村公英師が他の練行衆(れんぎょうしゅう)より一足早く試別火(ころべっか)入りしました。
別火は修二会に参加する僧侶(練行衆)が、本行の前に世間と火を別にして生活し、修二会で使用する造花などの法具の準備や声明の稽古をしながら心身を浄化する前行です。現在は同寺境内にある戒壇院の庫裏が別火坊として使われています。
大導師は修二会の法要全体を統括する役で、初めて勤める人は他の練行衆より5日早く別火坊に入るしきたりになっています。
2014年2月16日 奈良新聞