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吉野で伝統の「国栖奏」

2014年2月14日 奈良新聞
壬申の乱(672年)に際して大海人皇子(後の天武天皇)を助けたとされる吉野の「国栖族」に伝わる「国栖奏」(県無形民俗文化財)が2014年2月13日、吉野町南国栖の浄見原神社で行われました。
古事記や日本書紀の記述によると、応神天皇の吉野行幸でも舞われたとされています。即位した天武天皇は「翁(おきな)の舞」と呼び、宮中で奏上させたと記録にあります。国栖の人々は感激し、同神社で天皇をまつったといわれています。