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平成25年度春季発掘調査速報展 奈良市埋文センター

奈良市埋蔵文化財調査センターでは、下記により発掘調査速報展を実施しています。
今回の速報展では、昨年度に調査を行った東大寺旧境内食堂院(じきどういん)地区と、今年度の調査の中から、奈良町遺跡(今小路町)の調査について、それぞれの成果を出土品を通して紹介します。
期間 2014年3月3日(月)~3月28日(金) 午前9時~午後5時
    土・日・祝日は休館(3月15日は開館)
場所 埋蔵文化財調査センター 展示室前ロビー
入館料 無料
主な展示品
東大寺旧境内食堂院地区 刻印瓦集合
東大寺で食事の調理をする施設、大炊殿(おおいどの)の雨落ち溝や、整地土内から、「真依(まより)」「六人(むと)」「東」「長」「東大」の文字を刻印した瓦が10点出土しました。
土師器・須恵器・奈良三彩
大炊殿の雨落ち溝からは、奈良~平安時代の土師器や須恵器の食器類などが出土しました。整地土内からは、奈良三彩も出土しています。
奈良町遺跡(今小路町)
犬形土製品
室町時代の井戸から出土した犬形の土製品です。安産や、子どものお守りとして作られたと思われます。
石製さいころ
室町時代の井戸から出土した、石製のさいころです。一辺約1cmでとても小さく、一度転がすと見つけるのが大変そうです。
鹿の角
この鹿の角は、鎌倉時代の井戸に捨てられていました。 切断しようとした切り傷が付いています。
埋蔵文化財発掘調査報告会
東大寺旧境内と奈良町遺跡(今小路町)の発掘調査成果について、調査担当者が報告します。【注意】事前の申し込みが必要。
日時 2014年3月15日(土) 午後1時半~午後4時
場所 埋蔵文化財調査センター講座室
定員 50名
申込方法 往復はがきに、住所・氏名(ふりがな)・電話番号を記載の上、奈良市埋蔵文化財調査センターへ。はがき1枚につき1名まで。
しめきり 3月10日(月)必着。応募者多数の場合は抽選。
申込先 奈良市埋蔵文化財調査センター 
〒630-8135 奈良市大安寺西二丁目281番地 TEL 0742-33-1821
平成25年度春季発掘調査速報展と埋蔵文化財発掘調査報告会の開催