2014年3月18日にあった国の文化審議会の答申で、西方寺(宇陀市)の薬師如来立像や金峯山寺(吉野町)の金剛力士立像など4件が、新たに重要文化財に指定されることになりました。これで県内の指定件数は1185件(うち国宝149件)となります。
西方寺の薬師如来立像はヒノキの寄せ木造りで像高167.2 cm。鎌倉時代の1278年、2千人を超える人たちが寄進して、1日で造りあげた「一日造立仏」であることが、胎内に入っていた文書から判明しているものです。
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東京国立博物館(東京都台東区)に寄託されている、當麻寺(葛城市)の吉祥天立像(重要文化財、像高101.5cm)が、1948年以来66年ぶりに寺に里帰りし、2014年1月17日に本堂で開眼法要が営まれました。
5月15日まで同寺で特別公開されています。
毎日新聞 2014年01月18日