~石舞台古墳プロジェクション~つらなり
石舞台古墳の石室内壁をまるごとスクリーンにして、三瀬夏之介氏の作品イメージを投影します。明日香村の風景を組み込み動的な動きを持たせることで、神秘的な映像ショーを展開します。
会期: 2014年3月11日(火)~3月22日(土)
会場: 石舞台古墳(石室内)
上映時間: 13:00~16:45
※投影時間5分間、間に10分間の間隔を空けて上映
入場料: 一般250円(石舞台古墳入場料)
主催:明日香村・奈良県立万葉文化館・あすかサポート共同体
問合先: 明日香村地域振興公社 TEL: 0744-54-4577
あすかであそぼう(明日香村地域振興公社公式)
タグ: 高市郡明日香村
高市郡明日香村の天武・持統天皇陵(7世紀後半)に日本考古学協会など15学会の代表16人が立ち入り調査を行いました。
立ち入りを許されたのは、ほかの陵墓と同じく墳丘の裾までですが、1時間半にわたり、地表や地形を見て回って、いくつかの成果がありました。実際に見たからこそわかることが何点か確認され、調査後に橿原市で行われた検討会でも活発な議論が交わされました。
今回、八角形を示す角の部分は、土に埋もれて見えず、宮内庁が角部分に打ち込んだ杭(くい)をたどって歩き、八角形と推測したにとどまりました。明治時代に埋め戻され、どこにあるか不明になっている石室の入り口も確認できず「下からでは、頂上部の様子はわからない」と、上部まで立ち入れないもどかしさを訴える声も上がりました。
調査にあたった研究者らは、宮内庁が「静謐(せいひつ)」を守るためとして、長く非公開としてきた陵墓の立ち入り調査が定着したのは喜ばしいとしながらも、制約の多さから調査をさらに実のあるものにするためにも、今後の改善が望まれるという感想を述べています。
(2014年3月2日 読売新聞)
公園ボランティア「飛鳥里山クラブ」が炭焼きを行います。炭焼きの紹介の後、火入れを行います。どなたでも無料で自由に見学できます。事前申し込み不要。
期日: 2014年2月16日(日)
時間: 10:00~14:00
場所: 甘樫丘地区炭焼き釜(高市郡明日香村・豊浦休憩所から展望台へ徒歩1分)
申込みの必要はありませんので、10:00現地集合して下さい。
問合先: 国営飛鳥歴史公園・飛鳥里山クラブ事務局
TEL: 0744-54-2441
飛鳥資料館(高市郡明日香村)では2014年2月14日より企画展「飛鳥の考古学2013」を開催します。
会期: 2014年2月14日(金)?3月16日(日)※月曜休館
場所: 飛鳥資料館 特別展示室
開館時間: 午前9時?午後4時半(入館は午後4時まで)
観覧料金: 一般260円
主な展示品
○国営飛鳥歴史公園キトラ古墳周辺地区内遺跡出土品(奈良文化財研究所・橿原考古学研究所・明日香村教育委員会)
○甘樫丘東麓遺跡(飛鳥・藤原171次)出土品(奈良文化財研究所)
○飛鳥京跡苑池(第7次調査)出土品(橿原考古学研究所)
ほか
ギャラリートーク
日時:2月22日(土)・3月9日(日) 午後1時半~
会場:飛鳥資料館 特別展示室
*事前申し込み不要
飛鳥資料館 – 冬期企画展
2014年2月7日 奈良新聞
気軽に読める古墳の入門書「楽しい古墳案内」
邪馬台国の女王・卑弥呼の墓説もある箸墓古墳(桜井市)や「飛鳥美人」の壁画で有名な高松塚古墳(明日香村)など、県内外の古墳を紹介した「太陽の地図帖23・楽しい古墳案内」が、平凡社から出版されました。
岡山大学の松木武彦教授(日本考古学)が監修した古墳の入門書で、桜井市出身のお笑いコンビ笑い飯・哲夫さんらのエッセイなどもあり、さまざま角度から古墳の魅力に迫ります。
世界遺産登録を目指して県などが運動している「飛鳥・藤原の宮都とその関連資産群」の地元、明日香村と橿原市に世界遺産の専門家3人が招かれ、2014年1月18日から2日間にわたって現地を視察しました。県や両市村、桜井市でつくる世界遺産「飛鳥・藤原」登録推進協議会が招いたものです。
視察に訪れたのは国際記念物遺跡会議(イコモス)の委員3人です。
2014年1月20日 奈良新聞